歯周病が進むとどんな症状が出るの?
2023/09/28
こんにちは。
港区三田・高輪の歯医者/泉岳寺駅前歯科クリニックです。
歯周病は沈黙の病気といわれることがあり、症状に気が付かないまま進行してしまうことがある恐ろしい病気です。
そんな歯周病の症状について簡単に説明します。
歯周病が進行すると、以下の症状が出やすくなります。
- 歯肉の腫れや赤み
- 歯肉からの出血
- 歯と歯の間に隙間ができる
- 歯がぐらつく
- 口臭
- 歯が抜ける
歯周病は、歯垢や歯石に付着した歯周病菌が歯肉に炎症を起こすことによって発症します。炎症が進行すると、歯肉が下がり、歯を支える骨が溶けてしまいます。そのため、歯がぐらつき、抜けやすくなるという症状が出ます。
また、歯周病は全身疾患とも関連があるといわれています。歯周病菌が血液中に侵入すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高めると考えられています。
歯周病は早期発見・早期治療が大切です。歯肉の腫れや赤み、歯磨き後の出血などの症状が見られたら、早めに歯科医院を受診しましょう。
以下に、歯周病の進行度別に症状をまとめます。
初期
- 歯肉の腫れや赤み
- 歯磨き後の出血
進行期
- 歯肉の腫れがひどくなる
- 歯と歯の間に隙間ができる
- 歯肉が下がり、歯の根元が見えてくる
重症期
- 歯がぐらつき、抜けやすくなる
- 口臭がひどくなる
歯周病を進行させないためには、正しい歯磨きや歯間清掃で歯垢や歯石を除去し、歯周病菌を減らすことが大切です。また、定期的な歯科検診で歯周病の早期発見・早期治療に努めましょう。