インプラント治療に興味がある、または希望しているのにまだ受けていない方、難しい症例のため断られた方も、
ぜひ一度当院にご相談ください。
当院では、一人ひとりの症例に合わせた治療をご提案させていただきます。
他院で断られた方も、諦めずにご相談ください。当院では、インプラント治療の難しい症例にも対応しており、インプラント治療が可能な場合があります。
インプラント治療は、失った歯を自然に回復できる治療法です。当院では、あなたの歯を健康で美しく保つお手伝いをさせていただきます。
インプラント治療ができないケース
インプラント治療は、失った歯を歯根から回復できる優れた治療法です。ブリッジや入れ歯に比べて、自然な歯に近い噛み心地や見た目、耐久性を実現できます。そのため、近年はインプラント治療を希望する方が増えています。
しかし、インプラント治療はすべての人に適応できるわけではありません。骨が十分にない場合や、全身疾患がある場合など、インプラント治療が難しい症例もあります。
インプラント治療ができない人の特徴や対処法、インプラントが難しい症例に有効な治療法について解説します。
インプラント治療ができない可能性がある
あごの骨が薄い・あごの骨が少ない方
01.
日本人と欧米人では、もともと顎の骨の量が違います。そのため、顎の骨が少ない、薄いといった場合にインプラント治療を受けることができないことがあります。しかし、骨造成や骨移植などの方法で、患者さんの状態に合わせて治療を行うことができます。
むし歯や歯周病がある方
02.
重症の歯周病や虫歯があると、インプラントができないことが多いです。
歯周病は、インプラントを失敗させる主な原因です。そのため、歯周病が重症の場合は、インプラント治療を開始する前に、歯周病の治療をしっかり行う必要があります。
インプラント治療を受ける前に、歯周病や虫歯などの口腔疾患を治して、歯や歯茎を健康な状態にしておきましょう。そうすることで、インプラントの成功率を高めることができます。
具体的には、歯周病の場合は、歯石やプラークを除去して、歯周炎や歯周組織の破壊を抑える必要があります。また、虫歯の場合は、虫歯を削って詰め物や被せ物をすることで、歯の破損を防ぎます。
これらの治療を行った後、歯科医師の判断でインプラント治療が可能かどうか判断されます。
対処法
むし歯や歯周病の治療を先に行う
むし歯や歯周病の治療により症状が落ち着いてからインプラント治療を開始する
歯並びが良くない方
03.
インプラント埋入箇所の歯並びが悪いと、インプラントの人工歯根や上部構造を適切な場所に収めることができないことがあります。
そのため、歯並びが悪い場合は、インプラント治療を行う前に、歯並びを矯正する必要があります。
また、物理的にはインプラントを埋め込むことができる場合でも、歯並びの問題で噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪くなると、インプラントが失敗するリスクが高まります。
さらに、インプラントのポジションが悪いと、歯みがきがしにくくなり、汚れがたまりやすくなります。
汚れがたまると、インプラント周囲炎や歯周病の原因になるため、注意が必要です。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
インプラント治療を受ける前に、歯科医師に歯並びの状態を診てもらいましょう。
歯並びが悪い場合は、矯正治療を検討しましょう。
インプラント治療を受けた後は、歯みがきやフロスなどの口腔ケアを丁寧に行うようにしましょう。
対処法
歯列矯正で歯並びを改善してからインプラント治療を行う
未成年の方(年齢が若い方)
04.
インプラント治療は、基本的には成人の方向けの治療です。
成長期の子どもは、顎の骨がまだ成長途中です。インプラント治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込むのですが、成長期に埋め込みを行うと、顎の骨が人工歯根に影響を受けて、正常な成長ができなくなる可能性があります。
そのため、インプラント治療が適応できるのは、顎の骨が成長し終えた成人の方です。
ただし、先天性の病気や事故などによる大きな外傷の場合は、未成年でもインプラント治療が適応されることがあります。
またインプランの治療の年齢制限は決まりがなく、歯科医院によって異なります。
未成年の方がインプラント治療を検討している場合は、歯科医師に相談して、適応かどうかを判断してもらいましょう。
対処法
あごの成長が止まってからインプラント治療を行う
あごの成長期間中は入れ歯などによって歯を補う
妊娠中の方
05.
妊娠中の女性は、インプラント治療を受けることができますが、できるだけ控えた方がいいです。
インプラント治療には、レントゲンやCTなどの放射線、外科手術、麻酔などの薬物投与など、妊娠中の体に負担のかかる治療が伴います。
また、治療期間も半年以上かかるため、妊娠中の体調や生活に支障をきたす可能性があります。
そのため、多くの歯科医院では、妊娠中の女性に対してインプラント治療を勧めません。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
妊娠中は、体調の変化や体力的な負担が大きいので、インプラント治療を避けた方がよいでしょう。
妊娠中にインプラント治療を受ける場合は、歯科医師とよく相談して、リスクを十分に理解した上で、治療を受けるようにしましょう。
妊娠中の女性は、出産後にインプラント治療をするのがおすすめです。
妊娠中は、体調の変化や体力的な負担が大きいので、インプラント治療を受けるのは避けた方がいいです。出産後は、母体と赤ちゃんの体調が落ち着き、体力も回復します。そのため、インプラント治療を受けるには適切な時期と言えます。
妊娠中は、着脱式の入れ歯で対応するとよいです。
妊娠中は、歯がないことで食べづらくなるなどの不便を感じることも少なくありません。着脱式の入れ歯は、妊娠中でも作ることができます。入れ歯があれば、食事の際や会話の際にも、歯がないことで感じる不便を軽減することができます。
妊娠中の女性で、インプラント治療について悩んでいる方は、歯科医師に相談してみてください。
対処法
妊娠中は、着脱式の入れ歯で対応する
出産後は、体調が落ち着いてからインプラント治療を受けることを検討しましょう
全身疾患や持病のある方
06.
高血圧や心臓病、骨粗しょう症、糖尿病などの持病がある方は、インプラント治療を受ける際に、手術中や術後のトラブルが起きるリスクが高くなります。そのため、歯科医師が慎重に判断する場合があります。
具体的には、以下のようになります。
高血圧:血管が硬くなり、血栓ができやすくなるため、出血や感染のリスクが高まります。また、麻酔の副作用が出やすくなります。
心臓病:心臓に負担がかかるため、出血や感染のリスクが高まります。また、麻酔の副作用が出やすくなります。
骨粗しょう症:骨が弱く、インプラントが抜け落ちるリスクが高まります。
糖尿病:免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなる、血管が傷つきやすくなる、傷が治りにくいなどの問題があるため、出血や感染のリスクが高まります。また、麻酔の副作用が出やすくなります。
これらの持病がある方は、インプラント治療を受ける前に、歯科医師に相談しましょう。歯科医師は、患者さんの体調や病状を把握した上で、インプラント治療の安全性や予後を判断します。
また、インプラント治療を受ける際には、血圧や血糖値などの体調を整えておくことも大切です。歯科医師の指示に従って、健康管理を心がけましょう。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
インプラント治療を受ける前に、歯科医師に持病を相談しましょう。
インプラント治療を受ける前には、血圧や血糖値を正常値にコントロールしておきましょう。
インプラント治療中は、歯科医師の指示に従って、体調管理を心がけましょう。
これらのことに注意して、安全で成功するインプラント治療を受けましょう。
対処法
かかりつけの内科医と相談して問題がなければインプラント治療は可能
場合によっては、休薬やコントロール薬を服用して治療することもある
喫煙されている方
07.
タバコは、インプラント治療の成功率を下げる原因となるため、インプラント治療を受ける前に禁煙することが大切です。
タバコは、歯周病の原因になる成分が含まれています。歯周病になると、歯の周りの骨が溶けてしまい、歯がぐらぐらしたり、抜け落ちたりすることがあります。インプラントは、歯の代わりに人工の歯根を埋め込む治療ですが、歯周病になると、インプラントも抜け落ちるリスクが高くなります。
また、タバコは血管を収縮させるため、インプラント手術中の出血や感染のリスクが高くなります。また、麻酔の副作用が出やすくなります。
そのため、タバコを吸っている人は、インプラント治療を受ける前に、禁煙して、歯周病のリスクを減らし、インプラント手術中のトラブルを防ぐことが大切です。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
インプラント治療を受ける前に、歯科医師にタバコを吸っていることを相談しましょう。
インプラント治療を受ける前には、禁煙プログラムに参加しましょう。
インプラント治療中は、禁煙を継続しましょう。
禁煙は、インプラント治療を受けるだけでなく、歯の健康を維持するためにも大切です。ぜひ、禁煙にチャレンジしてみてください。
対処法
インプラント治療前に禁煙